Mirrativ Tech Blog

株式会社ミラティブの開発者(バックエンド,iOS,Android,Unity,機械学習,インフラ, etc.)によるブログです

ミラティブの社内勉強会の紹介

みなさまこんにちは。@n0mimonoとshirakawaです。今日はミラティブの中で行われている社内勉強について紹介させていただきます。社外に公開しながら社内にも宣伝をする一石二鳥の作戦です。

ミラティブではエンジニアが自身やメンバーのために勉強会や交流会を開くことを奨励しています。

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その一つとして、毎週木曜日に行われている勉強会を紹介します。

勉強会

以下、社内文書からの転載になります。

なぜやるのか

  • 新しい知識の獲得・技術レベルの向上のため
  • ディスカッションを通してチームビルディング

やらないこと

事前資料準備等: 参加者に負担がかかるため

どうやるのか

  1. 本を決めます
    • 参加者で読みたかった・読んでみたかった本を出す
    • 投票によって選ぶ
  2. 週一回、45分集まる曜日・時間(カレンダーは1時間抑える)を決めます
    • 集まった人で本を順番に音読していきます
      1. 出席確認
        • meetのコメントかslackに音読の順番書いておきます
      2. 一人が音読 → 1セクション読んだら隣の人に交代 → ループ
      3. 疑問点・社内ではこうだ等があればディッスカッション
        • 章の終わりや45分程度たっていい感じの時間になったら質問タイム

参加するには

  • Slackチャンネルにジョイン
  • 参加したい旨のメンションを送る
    • カレンダー招待します

該当の本を購入して勉強会に望んでください。途中参加ウェルカムです!

Q&A

  • 本の購入どうするの? 自費? 本はPDF・Kindleでもよい? 実本じゃないとだめ?
    • PDFだろうが実本だろうが会社がお金を出してくれます
    • 経費申請できるよう領収書の準備だけお願いします
    • 経費申請は各自でお願いいたします
  • 仕事が忙しくて参加できない!
    • 欠席してokです。来週会いましょう!

  • 参加はできるけどやらなきゃいけない作業あって音読厳しい…
    • 教えていただければ音読の順番に割り当てないので教えてくださいmm
  • 遅刻しちゃった… or 途中で退席したい
    • 自由に入退室してくださいmm
  • 音読中どこまで読めば良いか分からない
    • 1セクション(節)を目安に
    • 長かったり短かったら調整

本の候補

  • Goならわかるシステムプログラミング
  • データ指向アプリケーションデザイン
  • 実践ハイパフォーマンスMySQL
  • Webエンジニアのためのデータベース技術実践入門
  • Effective Go
  • SRE サイトリライアビリティエンジニアリング ――Googleの信頼性を支えるエンジニアリングチーム
  • 問題解決力を鍛える!アルゴリズムとデータ構造
  • Go言語による並行処理
  • プログラミング言語Go

今まで取り扱った本

以下、勉強会で取り扱った本になります。

https://www.amazon.co.jp/Clean-Architecture-%E9%81%94%E4%BA%BA%E3%81%AB%E5%AD%A6%E3%81%B6%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%81%AE%E6%A7%8B%E9%80%A0%E3%81%A8%E8%A8%AD%E8%A8%88-Robert-C-Martin/dp/4048930656www.amazon.co.jp

Mirrativのサーバサイドのアーキテクチャは2020年ごろからMVCからClean Architectureに移行し始めました。サーバエンジニアチームでClean Architectureの理解を深めつつ「良い設計とは」の共通理解を獲得できれば開発が捗るかもと思いこの書籍を選びました。

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600ページあり1年かけて読み終えました。大規模で分散処理されるデータの特性や何故そうなっているかが丁寧に書かれており、サーバエンジニアとしても勉強会としても一皮剥けた一冊でした。

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現在読み進めている書籍になります。Mirrativは2022年8月で7周年を迎え、サービスもコードも大規模なものになっています。要素が複雑に絡む中で持続可能なソフトウェアエンジニアリングを学ぶためにこの書籍を選びました。

おわりに

書籍の厚さを見て1人だと手が出しにくいけど、みんなとなら読めることってありますよね。 事前準備も書籍代も不要で気軽に参加できるので興味ある方は入社 & 勉強会Slackチャンネル(#z_club_engineer-study )にジョインしてください!

実はミラティブの勉強会は@_mkazutakaさんが当時はじめました。当時「わかりあう願いをつなごうとか言ってるけど勉強会みたいのないの?」みたいなことを言われた記憶があります。。ありがとうございますありがとうございます。

note.com

今はこちらで活躍されているとのこと。お互いがんばっていきましょう!

当時の記事

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