みなさまこんにちは、ちぎら @naru_jpn とよこて @n0mimono です。noteの方に対談を掲載していますが、テックブログのほうでも記事を書いてみようと思います。社内外の多くの方に読んでいただければ幸いです。
CTOを交代しました!
今のCTOより
こんにちは、ミラティブ3代目CTOの千吉良(ちぎら)です。プレスリリースにあるように2024年1月よりCTOに就任しました、よろしくお願いいたします。
夏さん、横手さんと組織の中でCTOの移り変わりを眺めていて自分がその立場になるとは夢にも思わず生活をしていた訳ですが、せっかく挑戦する機会をいただいたのでお話を受けさせていただくことにしました。
私は2018年の8月からミラティブに副業ではじめて関わり、そのまま同年12月にミラティブに入社しました。
インタビューにも書いたと思うのですが、なぜ転職しようと思ったかというと、会社のミッションに興味を持ったのはもちろん、ミラティブで働いていた方々の技術力や働き方に魅力を感じ、一緒に働いてみたいと思ったからです。この気持ちは今も変わっていません。
横手さんも以下で書かれていますが、完璧なCxOはいないと思います。
私は最近は開発体制のスクラムへの移行をサポートしたり、QAまわりを見ていたり、プロダクト開発にとても近い位置で動いています。ですので、部署間のコラボレーションを意識して全社的なアウトプットの向上に貢献することなどは、実行可能な領域です。一方で、広い領域でインプットとアウトプットを増やし、完璧でないことを自覚しながらも常に自分の限界に挑戦し続けること、その活動を通じてより自分の色を強くしていくことが必要だろうと考えています。
先代、先々代のCTOの想いを引き継ぎ、「わかりあう願いをつなごう」というミッションを体現して、プロダクトのユーザーにとっても共に働くメンバーにとっても価値のある「居場所」をつくり、プロダクトも開発組織もより大きくしてことに邁進していきたいなと思っています。
最後に、私のインプットをまとめているnoteも紹介します。これから開発や組織に関するアウトプットを増やそうと思っている所存です。
前のCTOより
ミラティブ2代目CTOのよこてです。
わたしがミラティブのCTOに就任したのは2021年4月で、そこから2年半ほどCTOを努めてきましたが2023年12月末をもってこれを千吉良さんに引き継ぎました。ミラティブの創業時は夏さんがCTOでした。わたしが2代目で、千吉良さんが3代目になります。わたし自身はイベントなどで兼ねてから「CTOはたまに交代したほうが良い」と言っていましたがこれを実行する形になります。
これについてnoteに書いたような記憶があるのですが、改めて見返すと・・書いていませんでした・・ので今から書きます。CTOの前にエンジニアリングマネージャー(EM)のことを考えてみます。EMについて、プレーヤーとマネージャーのポジションを行ったり来たりすると良いというプラクティスがあります。それは
- EMは技術とエンジニアに対するセンスが必要である。これはマネージャーというよりプレーヤーとして磨かれる。当然、ソフトウェアエンジニアリングに係る技術は進歩、変化し続けるから、これを学び続けなければならない
- マネジメント経験がある状態ならば、プレーヤーとしてのパフォーマンスは上がる。ここでプレーヤーと呼ぶものは純粋な技術者というよりスタッフエンジニアのようなものを想像している
CTOもこれに類するとわたしは考えます。
- CTOも行ったり来たりすると良い。そもそもなにが向いているかは実際にやってみないとわからない
- CTOには得意不得意がある。その人の得意な部分がそのまま組織の形になり、プロダクトと技術に反映される
一般論として完璧なCxOは存在しません。ただし、その会社のフェーズにあった最適なCxOはいると思います。この点において、今のフェーズに適しているのは千吉良さんだろうということでバトンを渡すことにしました。
ミラティブのミッションは「わかりあう願いをつなごう」、ビジョンは「好きでつながり、自分の物語が生まれる居場所」です。ミラティブのCTOは技術とエンジニアのコミュニティマネージャーです。その使命はMirrativというプロダクトをより良いものに変え、またこれを作る人たちの居場所=コミュニティをつくることだと思います。また、ミラティブという一つの技術コミュニティがCTOを輩出しつづけられるような企業であることもまた願いであります。
ほぼポエムになってしまいましたが、みなさま引き続きよろしくお願いいたします。また、わたし自身については会社に残りつつ、今まで以上に貢献していくつもりです。CTOとしてやったことはどこかにまとめてノウハウ共有したほうが良い気がするのでまとめたいと思います。
noteは引き続き書いていきたいと思います。
新旧CTOより
ミラティブではMirrativをより良いプロダクトにし、「好きでつながり自分の物語が生まれる居場所」をつくるエンジニアを募集中です!