Mirrativ Tech Blog

株式会社ミラティブの開発者(バックエンド,iOS,Android,Unity,機械学習,インフラ, etc.)によるブログです

チーム開発だからできるビギナー向け最強学習術

ミラティブでAndroidエンジニアのインターンをしています 中脇です。 個人開発でiOSを1年間した後、インターンでAndroidを1年半やっています。そこでチーム開発だからこそできる最速学習術があると思い、ブログを書いてみることにしました。

もったいぶらずに書くと、毎週金曜日に「コード共有会」というものを開き、新しく書いたコードを共有したり、お互いのコードを指摘したり、先輩エンジニアに指摘されたところを共有しあっています。

毎週コード共有会で集まり議論しています
そもそもこのコード共有会はAndroid歴1,2年目の私たちビギナーが自発的にやりたいと言って生まれたもの。ビギナーが中心となって共有会を進めているからこそ、インプットからアウトプットまですることができ、しっかりとした理解に持っていくことができていると思います。

ビギナーは知らないことだらけ

1人で開発をしていた時、何もかも自己流でした。とりあえず動けばいいやという考え方で突き進んでいて、コードもぐちゃぐちゃだし、勉強方法も適当でした。私はYouTubeに上がっている動画を見てアプリの作り方を学んでいましたが、なぜそのコードが書かれているかなど、しっかり理解することはしていませんでした。

チーム開発になってから色々環境が変わりました。例えば私がよく分からないコードを書くと「なぜそのコードを書いたの?」と聞かれるようになったり、自分の書いたコードと別の方法があることも教えてもらうようになりました。  

そんなことでチーム開発を1年以上続けていますが、まだまだたくさんの指摘をいただいています。

プルリクエストでいただいた指摘
アーキテクチャに沿った書き方をしていなかったり、チームのルールに沿って書かれていなかったり、別の方法の方が効率が良かったり。分からないことや知らないことがたくさんありますよね。

先輩エンジニアによると、私たちビギナーに指摘する箇所が大体似ているそうです。このような指摘された箇所を私たちで共有したらいいんじゃないかというのでコード共有会が始まりました!

チームで知識を共有して成長する

コード共有会では新しく書いたコードを共有したり、お互いのコードを指摘したり、先輩エンジニアに指摘されたところを共有したりしています。ここでコード共有会でやったことを一つ紹介します。自分が施策で書いたコードをみんなで見ていくことがありました。今まで40文字までだったプロフィール画面の自己紹介文を1,000文字に拡張する施策です。

書いたコードを説明して、よりよい書き方がないかチームで話し合う

施策の内容をみんなに説明した後、自分が書いたコードをみんなで見ていきます。チームメンバーから「ここはどうしてそのコードを書いたのか?」などたくさん意見が上がってきました。あるチームメンバーが「自己紹介文を変更した時のUI更新」で別の書き方もあるんじゃないかと言い、その場でコードを修正してビルドしてみると上手く動作して、新しい発見がありました。自分では思いつかなかったことも、みんなで話し合うことで得ることができ、チームみんなで成長できたいい体験でした。

どんどん成長していこう

プログラミングでみんながつまずくところってありますよね。他のメンバーが分からなかったところは、自分も分からないところ。なのでどんどん共有してお互いに成長していきたいところです。
このようにチーム開発だからできることってあると思います。そのような環境を生かしてこれからも学習していきたいです!